コラム

「抗日神劇」に代わって中国で流行る「覇道総裁劇」って?

2024年06月13日(木)13時45分
ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト)

ポイント

人民内部の矛盾 毛沢東が唱えた革命理論。共産党が定義する人民(労働者、農民、知識階級、愛国的資本家)の間で生じる矛盾のことで、外国勢力や資本家など敵との矛盾と違って平和裏に処理すべきとされた。

韶山 湖南省中部の山間に位置する人口10万人の市。毛沢東の生家があることで知られる。昨年12月26日の生誕130年の記念日には、生家周辺が数千人の観光客や支持者でごった返した。

プロフィール

風刺画で読み解く中国の現実

<辣椒(ラージャオ、王立銘)>
風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

<トウガラシ>
作家·翻訳者·コラムニスト。ホテル管理、国際貿易の仕事を経てフリーランスへ。コラムを書きながら翻訳と著書も執筆中。

<このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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