プレスリリース

ユニ・チャーム、日用品メーカー13社と「日用品サプライチェーン協議会」を設立 ~持続可能で生産性の高い日用品サプライチェーンの実現へ向けて~

2024年05月27日(月)16時30分
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、エステー株式会社、牛乳石鹸共進社株式会社、サンスター株式会社、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社、ライオン株式会社他8社と、商品供給・物流に関わる社会課題に協働して取り組むことを目的に、「日用品サプライチェーン協議会」を設立したことをお知らせします。


■設立の背景及び目的
人口減少・高齢化を背景とした人材不足に加え、昨今のエネルギーコストや人件費の急激な上昇は、日用品業界における物流に大きな影響を与えており、従来のローコストオペレーションを維持することが難しくなるだけではなく、日々の商品流通を維持することさえ困難になりつつあります。
これらの課題に対しては、個社の努力だけでは解決が難しく、業界全体の問題として日用品メーカー各社が連携して取り組むことが不可欠であると考えています。以上のような認識のもと、当社は、日用品メーカー13社と、「日用品サプライチェーン協議会」を設立することにいたしました。
「日用品サプライチェーン協議会」は、流通事業者及び物流事業者等と連携・協力しつつ、持続可能で生産性の高い日用品サプライチェーンの実現に向けた取り組みを行うことで、生活必需品である日用品の安定した供給を継続するとともに、物流に関わる社会課題の解決に貢献してまいります。
さらに、業界における円滑な物流データ共有を推進するために、株式会社プラネットのロジスティクスEDI基盤を活用しつつ、行政によるフィジカルインターネット※の実現に向けた取り組みと連動し、隣接業界との連携においても日用品業界の窓口としての役割を担ってまいります。
※ インターネット通信の考え方を、物流(フィジカル)に適用した新しい物流の仕組みであり、規格化された容器に詰められた荷物を複数企業の物流資産(倉庫、トラック等)をシェアしたネットワークで輸送するという共同輸配送システム。


■主な事業内容
1) 日用品サプライチェーンにおける業界課題及び社会課題の解決に関する事業
・行政施策等との連動、卸売業等の関連業界団体との連携
2) 日用品サプライチェーンにおける物流業務の標準化・効率化に関する事業
・ASN(事前出荷情報)活用による伝票レス、検品レスの標準業務モデルの検討及び実装
・物流データ連携による輸配送車両の活用効率化、積載効率化の検討
・外装表示・パレットユニットロードに関するガイドラインの策定・更新
3) 日用品サプライチェーンにおける物流情報システムの標準化と提言、普及推進に関する事業
・物流情報データベースの構築やデータ解析に関するシステム開発等の検討
・ロジスティクスEDIの普及及び外部物流情報基盤との連携に関する検討


■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー
社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米仏独英、イラン核合意の期限を8月末にすることで合

ワールド

ブラジル、8月1日の期限までに米関税問題の解決目指

ビジネス

米国株式市場=ダウ436ドル安、CPIや銀行決算受

ビジネス

NY外為市場=ドル急伸し148円台後半、4月以来の
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パスタの食べ方」に批判殺到、SNSで動画が大炎上
  • 2
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長だけ追い求め「失われた数百年」到来か?
  • 3
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 4
    「このお菓子、子どもに本当に大丈夫?」──食品添加…
  • 5
    真っ赤に染まった夜空...ロシア軍の「ドローン700機…
  • 6
    「史上最も高価な昼寝」ウィンブルドン屈指の熱戦中…
  • 7
    約3万人のオーディションで抜擢...ドラマ版『ハリー…
  • 8
    「巨大なヘラジカ」が車と衝突し死亡、側溝に「遺さ…
  • 9
    「オーバーツーリズムは存在しない」──星野リゾート…
  • 10
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 4
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 5
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 8
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 9
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中