米エヌビディア、高速で安価な天気予報向けAIモデルを発表
写真は米エヌビディアのロゴを使ったイメージ。2025年8月に撮影。Reuters/Dado Ruvic
Stephen Nellis
[サンフランシスコ 26日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアは26日、ヒューストンで開催された米国気象学会の年次総会で、天気予報を安価により速く作成することを目的とした3つのオープンソースAI(人工知能)モデルを発表した。
チャットボットから自動運転車まであらゆるものに自社のチップを使ったオープンソースソフトウエアを提供しようとする取り組みの一環。
天気予報の場合、エヌビディアは高価で時間のかかる従来の天気シミュレーションをAI駆動型に置き換えることを目指している。AIモデルは一度訓練されれば、より速く、より低コストで運用できる。
エヌビディアの気候シミュレーション研究担当ディレクターで、カリフォルニア大学アーバイン校の地球システム科学教授も務めるマイク・プリチャード氏は、新しい気象モデルの実用的なビジネス用途の一つは保険業界になると指摘。保険会社は大洪水やハリケーンなどの異常気象を把握したがる傾向にあるためだ。
エヌビディアの「Earth-2」モデルには、15日間の天気予報を行うことを目的としたもの、米上空の激しい嵐を最大6時間で予測することに特化したもの、さまざまな気象センサーからのバラバラのデータストリームを統合し、他の予測技術にとってより有用な出発点とするために使用できるものがある。





