ニュース速報
ワールド

ガザ、物資搬入ルートの閉鎖続き食料備蓄が底を突く=WFP

2025年04月28日(月)13時48分

 4月25日、国連の世界食糧計画(WFP)は、パレスチナ自治区ガザは物資搬入ルートが引き続き閉鎖されているために食料の備蓄が底を突いたと発表した。配給を待つ人々、ガザ地区で24日撮影(2025年 ロイター/Mahmoud Issa)

[ジュネーブ/カイロ 25日 ロイター] - 国連の世界食糧計画(WFP)は25日、パレスチナ自治区ガザは物資搬入ルートが引き続き閉鎖されているために食料の備蓄が底を突いたと発表した。

家庭向けの食料備蓄は払底。25日に最後の食料備蓄を、温かい食事を提供するキッチンに配給したが、「こうしたキッチンも数日以内に手持ちの食料が完全に尽きる見通しだ」とした。

WFPによると、物資を運ぶ全主要ルートが閉鎖され続けているため、ガザは7週間余りにわたり人道支援物資と商用物資の供給が途絶えている。ガザ地区がこれほど長期間にわたって孤立状態に置かれたのは初めてだという。

発表に先立ち、イスラエルはガザで食料危機が起きているとの見方を否定。イスラム組織ハマスが支援物資を横取りしていると非難し、ハマスの戦闘員に支援物資が渡るのを防ぐために全ての物資搬入を阻止せざるを得なくなっていると反論した。ハマス側はイスラエルのこうした説明を否定している。

ガザ当局は25日、イスラエル軍による過去24時間の空爆で少なくとも78人が死亡したと発表した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=S&P最高値更新、ヘルスケア株急落で

ワールド

金正恩氏「対立勢力の脅威に」、27日に多連装ロケッ

ビジネス

ユーロが節目の1.20ドル上抜け、21年半ば以来初

ビジネス

NY外為市場=ドル152円台、協調介入の思惑で 指
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化はなぜ不可逆なのか
  • 3
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに...宇宙船で一体何が?
  • 4
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 7
    「恐ろしい...」キリバスの孤島で「体が制御不能」に…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    生活保護と医療保険、外国人「乱用」の真実
  • 10
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中