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トランプ政権の対外援助凍結、一時差し止めを命令 連邦地裁

2025年02月14日(金)15時27分

 米連邦地裁は13日遅く、トランプ政権が対外援助の90日間凍結を命じたことについて、政権発足前に締結された対外援助契約・供与の凍結を一時差し止めるよう命じた。昨年8月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

Kanishka Singh

[ワシントン 13日 ロイター] - 米連邦地裁は13日遅く、トランプ政権が対外援助の90日間凍結を命じたことについて、政権発足前に締結された対外援助契約・供与の凍結を一時差し止めるよう命じた。

トランプ氏の対外援助凍結を覆す判決が出たのは初めて。訴訟は米国の対外援助プログラムで資金拠出を受けている2つの医療団体が起こした。

連邦地裁は「なぜ議会で承認された全ての対外援助が一律に凍結されるのか、これまでのところ全く説明がなされていない。援助凍結は全国の企業、非営利団体などとの数千件の合意に衝撃を与え、信頼利益を侵害した」と指摘した。

トランプ氏は、海外開発援助を担う米国際開発局(USAID)など連邦政府機関の解体を目指している。

ロイター
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