ニュース速報
ワールド

バイデン政権、予防的恩赦を検討 トランプ氏の報復に備え=関係筋

2024年12月06日(金)15時37分

 バイデン米政権の高官は、トランプ次期政権で報復の標的となり得る議員や元議員などに予防的恩赦を検討すべきかどうか議論している。写真はリズ・チェイニー氏。ウィスコンシン州ブルックフィールドで10月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)

Nandita Bose Jeff Mason

[ワシントン 5日 ロイター] - バイデン米政権の高官は、トランプ次期政権で報復の標的となり得る議員や元議員などに予防的恩赦を検討すべきかどうか議論している。関係筋が明らかにした。

ある政府高官によると、バイデン氏はこうした議論について承知しているが、議論に参加はしていない。最終的には大統領が決断を下す。

バイデン大統領は1日、銃の不法購入・所持で有罪評決を受けた次男のハンター氏に恩赦を与えた。それまでは恩赦は出さないと述べており、与党民主党内でもこの措置に批判が相次いだ。

トランプ次期大統領が連邦捜査局(FBI)長官に指名したカシュ・パテル氏は、トランプ氏を批判した者に報復すると公言しており、現政権関係者は警戒を強めている。

恩赦の是非が検討されているのは、トランプ氏を公然と批判してきた元共和党下院議員リズ・チェイニー氏、新型コロナ対策に当たったアンソニー・ファウチ氏、トランプ氏に対する弾劾裁判を主導したアダム・シフ下院議員など。

合衆国憲法は大統領に広範な恩赦権を与えているが、起訴されていない犯罪に対する予防的恩赦はほとんど例がない。

ホワイトハウスの報道官はコメントを控えた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人

ビジネス

NY外為市場=ドル横ばい、米CPI受け 円は週間で

ビジネス

米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語…
  • 7
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 8
    中国の砂漠で発見された謎の物体、その正体は「ミサ…
  • 9
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 10
    機内の通路を這い回る男性客...閉ざされた空間での「…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中