ニュース速報
ワールド

パラグアイが中国外交官を追放、台湾との関係巡り「内政干渉」

2024年12月06日(金)09時47分

 南米パラグアイの外務省は12月5日、発給したビザ(査証)の目的に反する「内政干渉」を行ったとして、中国下級外交官1人のビザを取り消し、24時間以内の国外退去を命じたと発表した。写真はパラグアイと台湾の旗。2023年4月、パラグアイ首都アスンシオンで撮影(2024年 ロイター/Cesar Olmedo)

Daniela Desantis

[アスンシオン 5日 ロイター] - 南米パラグアイの外務省は5日、発給したビザ(査証)の目的に反する「内政干渉」を行ったとして、中国下級外交官1人のビザを取り消し、24時間以内の国外退去を命じたと発表した。

同省は内政干渉の内容に触れていないが、この外交官は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の会合に中国代表団の一員としてパラグアイに入国した後、ビザの条件に違反したとしている。

パラグアイは南米で唯一台湾と外交関係を維持している。

在パラグアイ台湾大使館はこの中国外交官がパラグアイに「潜入」し、同国と台湾の関係を損ねようとしたと非難した。

ロイターが確認した発言記録によると、この外交官はパラグアイに対し、台湾ではなく中国を承認するよう求め、そうすれば大豆生産国のパラグアイに利益をもたらすと述べている。中国に好意的な野党議員2人と会談した後にパラグアイ議会で発言した。

中国外務省からは今のところコメントを得られていない。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

マクロスコープ:イラン情勢、「6月停戦説」の背景を

ビジネス

中国、国有銀行に3000億元注入へ テック分野の資

ワールド

米政府、国民を中東から帰国させるチャーター便を運航

ワールド

中国、26年経済成長率目標「4.5─5%」に引き下
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中