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[ワシントン 24日 ロイター] - バイデン米大統領は24日、ホワイトハウスの大統領執務室から国民に向けて演説した。「新しい世代にバトンを渡す」と述べ、米民主主義の将来のために2024年大統領選から撤退したと説明した。

バイデン氏は「この職務に深い敬意を抱いている。しかし、自分の国を愛する気持ちの方が強い」と述べた。

「私は新しい世代にバトンを渡すことが最善の道だと決断した。それが国を団結させる最善の方法だ」と語った。

トランプ前大統領を名指しせずに民主主義への脅威に繰り返し言及。「民主主義を守るためには個人的な野心を含めて何も邪魔はできない」とし、「どんな肩書よりも民主主義を守ることが重要だ」と述べた。

また「米国の素晴らしいところは、王や独裁者が支配するのではなく、国民が支配することだ。歴史はあなた方の手の中にある。力はあなた方の手の中にある。米国の理念はあなた方の手の中にある」と訴えた。

バイデン氏は先月下旬に行われた大統領選候補者討論会で精彩を欠き、民主党内から選挙戦撤退を求める圧力を受けていた。数週間にわたって撤退要求に抵抗してきたが、21日に決意を固めた。

バイデン氏が演説するのは撤退表明後初めて。

民主党の大統領候補に指名される見通しのハリス副大統領については「タフで有能だ。私の素晴らしいパートナーであると同時に、わが国のリーダーを務めてきた」と称賛した。

残り6カ月の任期が終わるまで大統領としての職務に専念する意向も示し、連邦最高裁の改革や北大西洋条約機構(NATO)の強化に取り組むと表明。また、ロシアのプーチン大統領によるウクライナ占領を阻止し、パレスチナ自治区ガザでの停戦合意に尽力すると約束した。

25日にはイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉に向けた取り組みについて協議する。

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