David Ljunggren
[オタワ 19日 ロイター] - カナダのジョリー外相は19日、インドに駐在していた外交官41人を引き揚げさせたと明らかにした。
シーク教徒の独立運動に関わった男性が6月にカナダで殺害された事件を巡り、カナダのトルドー首相がインド政府による関与の可能性を指摘して以降、両国関係が悪化。インド側は先月、カナダにインド駐在外交官の大幅な削減を求めていた。
ジョリー氏は、カナダが20日までに外交官の減員に応じなければ身分を保障しないとインドが通告したため、彼らの安全な出国を促したと説明。インドの行動は、外交官の地位と権利を守ることを定めたウィーン条約の違反だと非難した。
一方で「われわれが外交特権を認めなければ、世界中で安全な外交官はいなくなってしまう。だからわれわれは報復措置を講じない」と述べた。
インドにはなお21人のカナダ外交官が残っている。