ニュース速報

ワールド

米民主議員団、対イスラエル国交正常化巡るサウジの要求を懸念

2023年10月05日(木)11時31分

 10月4日、米上院民主党の20人の議員団は、バイデン大統領に書簡を送り、政権が模索するイスラエルとサウジアラビアの国交正常化に支持を表明する一方で、仲介役の米政府が合意の見返りとしてサウジとの防衛条約締結などサウジ側の要求に従う可能性に懸念を示した。写真は米連邦議会議事堂。ワシントンで8月撮影(2023年 ロイター/Kevin Wurm)

[ワシントン 4日 ロイター] - 米上院民主党の20人の議員団は4日、バイデン大統領に書簡を送り、政権が模索するイスラエルとサウジアラビアの国交正常化に支持を表明する一方で、仲介役の米政府が合意の見返りとしてサウジとの防衛条約締結などサウジ側の要求に従う可能性に懸念を示した。

議員団はいかなる合意も、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」案を維持する「意味ある」規定が含まれる必要があると訴えた。イスラエル政府はパレスチナ側に大幅に譲歩する案に抵抗するとみられる。

関係筋によると、サウジはイスラエルとの国交正常化の見返りにサウジ防衛への米の関与を規定する防衛条約の締結を求めており、パレスチナ問題でイスラエルが大幅な譲歩を示さなくても合意を受け入れる構え。

議員団はサウジの権威主義的な政権がこれまで地域における米国の国益を損ねてきたと指摘し、サウジとの法的拘束力のある防衛条約が国益にかなっているとの確証が必要だと指摘した。

原子力の民生利用での支援や先進兵器の供給をサウジが要求していることにも懸念を示した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ドイツGDP、25年は市場予想通り0.2%増 景気

ビジネス

中国人民銀、各種構造的金融政策ツール金利を0.25

ワールド

IMF専務理事がキーウ訪問、ゼレンスキー氏らと会談

ワールド

トランプ氏の移民取り締まり、共和党支持者の意見分か
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広がる波紋、その「衝撃の価格」とは?
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 9
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 10
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中