ニュース速報

ワールド

ゼレンスキー氏、カナダの支援に謝意 「ロシアに敗北を」 議会演説

2023年09月23日(土)06時17分

ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、カナダ議会で演説し、ロシアと戦う中でカナダの支援が数千人の命を救うのに役立ったと語り、カナダの援助に謝意を表明した。(2023年 ロイター/Blair Gable)

David Ljunggren

[オタワ 22日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、カナダ議会で演説し、ロシアと戦う中でカナダの支援が数千人の命を救うのに役立ったと語り、カナダの援助に謝意を表明した。

カナダ政府は2022年2月のロシアによる全面侵攻開始以降、ウクライナの防衛を力強く支持。22年初め以降、カナダはウクライナに約18億カナダドルの軍事援助を含む80億カナダドル(約59億ドル)を超える支援を確約している。

ゼレンスキー氏がカナダを訪問するのは全面侵攻開始以降で初めて。議会で「カナダがウクライナに兵器や装備を供与したおかげで、何千人もの命が救われた」とし、「ロシアに対する制裁でカナダがリーダーシップを発揮したことで、世界の他の国々がカナダに続いた」と語った。

その上で「ロシアがウクライナにジェノサイド(民族大量虐殺)を再び持ち込むことがないよう、また、そのようなことを再び試みることが決してしないよう、ロシアを決定的に敗北させなければならない。そしてロシアは敗北する」と述べた。

ゼレンスキー氏が登壇する直前、カナダのトルドー首相はウクライナに装甲車50台を供与するため、3年間で6億5000万カナダドルの追加軍事支援を実施すると発表。このほか、西側諸国の戦闘機「F16」でウクライナ軍のパイロットを訓練するためにトレーナーを派遣することも明らかにした。

トルドー首相は「揺るぎない支援を提供し続けるため、カナダは北大西洋条約機構(NATO)を含むパートナーとの協力を続ける。そして、ウクライナが強く、ダイナミックで、豊かな民主主義国家であり続けられるよう、来年もウクライナに対する経済支援を継続する」と述べた。

カナダには140万人のウクライナ系住民がおり、ウクライナ、ロシアに次いで世界で3番目に多い。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

パキスタンとアフガニスタンの衝突再燃、周辺国や中ロ

ワールド

パキスタンとアフガニスタンの衝突再燃、周辺国や中ロ

ビジネス

JPモルガン、オフショア人民元ロングを解消 元高抑

ワールド

独失業者数、2月は小幅増 失業率6.3%で横ばい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルーの大スキャンダルを招いた「女王の寵愛」とは
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 6
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 7
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 10
    がん治療の限界を突破する「細菌兵器」は、がんを「…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 9
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中