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パリ同時攻撃、生存の実行犯に完全終身刑
2022年06月30日(木)06時06分
130人が死亡した2015年の仏パリ同時多発攻撃の公判で、パリの裁判所は29日、実行犯グループの唯一の生存者とされるサラ・アブデスラム被告(32)に対し、仮釈放の可能性のない完全な終身刑を言い渡した。(2022年 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 29日 ロイター] - 130人が死亡した2015年の仏パリ同時多発攻撃の公判で、パリの裁判所は29日、実行犯グループの唯一の生存者とされるサラ・アブデスラム被告(32)に対し、仮釈放の可能性のない完全な終身刑を言い渡した。
死刑が廃止されているフランスでは最も重い刑に当たり、この判決は過去に4回しか出されていない。
被告と共に起訴された他の19被告も有罪判決を受けた。
攻撃は15年11月13日に発生。コンサートホールのバタクラン劇場やスポーツ競技場、6つのレストランやバーを標的に銃乱射や自爆で攻撃を受けた。その後、過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。
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