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S&P、ウクライナ格下げ 軍事侵攻の影響拡大

2022年05月28日(土)06時33分

格付け会社S&Pグローバルは、ロシアによる軍事侵攻の影響が拡大しているとし、ウクライナのソブリン格付けを「Bマイナス/B」から「CCCプラス/C」に引き下げた。5月19日、キーウ州モシチュンで撮影(2022 年 ロイター/Edgar Su)

[27日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルは27日、ロシアによる軍事侵攻の影響が拡大しているとし、ウクライナのソブリン格付けを「Bマイナス/B」から「CCCプラス/C」に引き下げた。

S&Pグローバルは「ウクライナの経済と税収能力が大きなダメージを受けていることで、政府債務の支払いを巡る国際金融支援への依存度が高まっている」と指摘。軍事紛争が今年下半期まで続いた場合、ウクライナの実質国内総生産(GDP)は40%縮小するとの見方を示した。

格付け見通しは「ネガティブ」。軍事紛争によるリスクで政府の債務履行能力が損なわれる恐れがあるとした。

ロイター
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