ニュース速報

ワールド

エネルギー危機でも化石燃料への依存拡大は禁物=IEA

2022年05月23日(月)18時39分

 5月23日、国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、ロシアのウクライナ侵攻を受けたエネルギー安全保障上の危機で、化石燃料への依存が高まってはならないと主張した。写真は2019年11月、オスロで撮影。提供写真(2022年 ロイター/Ole Berg-Rusten/NTB Scanpix)

[ダボス(スイス) 23日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は23日、ロシアのウクライナ侵攻を受けたエネルギー安全保障上の危機で、化石燃料への依存が高まってはならないと主張した。

世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で述べた。

再生可能エネルギーや原子力発電などに適切な投資を行えば、エネルギー不足と、化石燃料の温室効果ガス排出に伴う気候変動加速の間で選択を迫られる必要はなくなると指摘。

「短期的には化石燃料が必要だが、現状を言い訳にして一部の投資を正当化し未来を固定してはならない」と述べた。

IEAは昨年、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするには、化石燃料事業への新規投資を禁止すべきとの報告書をまとめている。

事務局長は、短期的な需要があるため、伝統的なエネルギー源から直ちに脱却することはできないが、追加の輸出能力のある生産国が「貢献」することを期待すると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

英、イランから職員一時退避 安保懸念で

ビジネス

米PPI、1月は前月比0.5%上昇 伸びは予想上回

ビジネス

ニデック、不正会計疑惑巡る第三者委の調査報告書受領

ワールド

パキスタンとアフガニスタンの衝突再燃、周辺国や中ロ
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力空母保有国へ
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石が発見される...ほかの恐竜にない「特徴」とは
  • 4
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    がん治療の限界を突破する「細菌兵器」は、がんを「…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 9
    トランプがイランを攻撃する日
  • 10
    習近平による軍部粛清は「自傷行為」...最高幹部解任…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 8
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中