ニュース速報

ワールド

スリランカと「実りある協議」、IMF表明 世銀は緊急支援用意

2022年04月24日(日)17時17分

 4月23日、国際通貨基金(IMF)は、経済危機に陥っているスリランカの融資要請について「実りあるテクニカルな協議」を行ったと発表した。世界銀行は同国への緊急支援策を用意していると表明した。コロンボで19日撮影(2022年 ロイター/Navesh Chitrakar)

[ワシントン 23日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は23日、経済危機に陥っているスリランカの融資要請について「実りあるテクニカルな協議」を行ったと発表した。また、世界銀行は同国への緊急支援策を用意していると表明した。

スリランカのサブリ財務相はワシントンに滞在し、IMF、世銀、インドなどと資金援助について話し合っている。

世銀報道官によると、緊急支援策には、現在の新型コロナウイルス対策プロジェクトから転用する形で医薬品購入に直ちに利用可能な1000万ドルが含まれている。

世銀は支援策の総額を示さなかったが、サブリ財務相は22日、約5億ドルの援助が検討されていると述べた。

IMFは23日の声明で、スリランカがマクロ経済の安定を回復するための「信頼できる首尾一貫した戦略」を実施するほか、現在の危機の間に社会的セーフティーネットを強化し、貧困層や弱者を保護する必要性についてスタッフ間で話し合われたと説明した。

サブリ氏は22日、記者団に対し、IMFとの協議はより伝統的な「拡大信用供与措置」プログラムに集中しているが、これがまとまるまでの間に30億─40億ドルのつなぎ融資が必要と説明。また、IMF融資と世銀援助に加え、必要不可欠な輸入を継続するための約15億ドルのつなぎ融資についてインドと話し合っているとした上で、さらに中国、日本、アジア開発銀行(ADB)にも支援について打診していると述べていた。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン作戦、目標達成に時間 終わりなき戦争ではない

ワールド

イスラエル・UAE主要空港、限定的に再開へ 帰国支

ワールド

中東紛争激化で旅行関連株急落、過去3日で世界で40

ワールド

トランプ氏、イランとの戦争で「大きな波はまだ」=報
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 5
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 6
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 7
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 8
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    【トランプ関税はまだ序章】新関税で得する国・損す…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中