ニュース速報

ワールド

英、コロナ新規感染者が10万人突破 高リスクの5─11歳接種開始へ

2021年12月23日(木)08時14分

12月22日、 英国で報告された新型コロナウイルス新規感染者が10万6122人と、広範なコロナ検査が導入されてから初めて10万人を超えた。ロンドンの検査会場で撮影(2021年 ロイター/Peter Nicholls)

[ロンドン 22日 ロイター] - 英国で22日に報告された新型コロナウイルス新規感染者が10万6122人と、広範なコロナ検査が導入されてから初めて10万人を超えた。

前日は9万0629人だった。政府のデータによると、オミクロン変異株の急速な感染拡大により、感染者数は過去7日間に64万3219人(59%)増加している。

英政府の諮問機関であるワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)は22日、新型コロナウイルス感染に脆弱な5─11歳の子どもを対象としたワクチン接種を開始すると発表した。

この年齢層に対する接種には米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンを利用。容量は10マイクログラムと成人の3分の1にし、1回目の接種から8週間後に2回目の接種を行う。

この年齢層の子どもに対する全般的な接種は、感染が急拡大しているオミクロン株に関する一段の情報が得られてから決定する。

JCVIはこのほか、16─17歳、およびオミクロン株に対するリスクがある12─15歳へのブースター接種(追加接種)の実施を推奨した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、28年の副大統領立候補を否定 「あざと

ビジネス

韓国との通商合意、大統領訪問中にまとまる可能性低い

ビジネス

JPモルガンの米安保ファンド、最初の投資先はアンチ

ビジネス

ムーディーズ、日本の格付けA1を確認 見通しは安定
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水の支配」の日本で起こっていること
  • 3
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 4
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大シ…
  • 5
    「平均47秒」ヒトの集中力は過去20年で半減以下にな…
  • 6
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 7
    メーガン妃の「お尻」に手を伸ばすヘンリー王子、注…
  • 8
    1700年続く発酵の知恵...秋バテに効く「あの飲み物」…
  • 9
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 10
    【テイラー・スウィフト】薄着なのに...黒タンクトッ…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 10
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中