ニュース速報

ワールド

未成年のゲーム時間制限、抜け穴封じ必要=中国国営メディア

2021年10月11日(月)12時13分

 中国国営メディアは、未成年のオンラインゲームのプレー時間を週3時間に制限した規制について、「依存症を防ぐ」ため、抜け穴をふさぐ必要があるとの論説記事を掲載した。写真は北京のネットカフェ。8月撮影(2021年 ロイター/Florence Lo)

[上海 11日 ロイター] - 中国国営メディアは、未成年のオンラインゲームのプレー時間を週3時間に制限した規制について、「依存症を防ぐ」ため、抜け穴をふさぐ必要があるとの論説記事を掲載した。

中国政府は8月、ゲーム依存症を防ぐため、18歳未満の未成年がオンラインゲームをプレーできる時間を週3時間に制限したが、ゲーム好きの若者からは規制に反発する声が出ている。

共産党機関紙・人民日報は、11日の論説記事で「一部のオンラン取引プラットフォームでは、ゲームのアカウントをレンタル・販売する事業が行われており、ユーザーはアカウントのレンタルや購入を通じて監督を逃れ、無制限でオンラインゲームをプレーできる。10代の若者がオンラインゲームに参加できる抜け穴がまだ存在するという意味で、注目に値する」と述べた。

記事は、一部のゲーム取引プラットフォームが未成年によるアカウントの売買・レンタルを禁じる厳格な措置を導入したと指摘。ゲーム会社は「社会的責任を積極的に果たし」「次世代の健全な成長に責任を持ち」「ゲーム産業の健全な発達を促す」ことが必要としている。

また、親をはじめ家庭や学校でも「未成年の健全な成長」に資する環境を整える必要があると主張。一部の未成年者が親のIDでゲームのアカウントを登録し、時間制限が回避している例があると指摘した。

中国政府は以前から、若者のゲーム依存やインターネット依存に懸念を示しており、心理療法と軍事教練を組み合わせて「ゲーム障害」を治療するクリニックが設立されている。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ペイペイ、米IPO価格は仮条件下限付近に 中東情勢

ワールド

IEA、過去最大の石油備蓄放出を提案 WSJ報道

ワールド

原油先物下落、IEAが過去最大の石油備蓄放出を提案

ビジネス

米シティ、第1四半期の投資銀行と市場収入は10%台
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開された皇太子夫妻の写真が話題に
  • 4
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目…
  • 5
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 6
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 9
    身長や外見も審査され、軍隊並みの訓練を受ける...中…
  • 10
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中