ニュース速報

ワールド

インドネシア中銀、政策金利据え置き コロナ深刻化で景気下支え

2021年07月22日(木)18時54分

 7月22日、インドネシア中銀は、主要政策金利を史上最低水準に据え置いた。新型コロナウイルス危機が深刻化する中、経済を下支える。写真は中銀のロゴ。2016年9月撮影(2021年 ロイター/Iqro Rinaldi)

[ジャカルタ 22日 ロイター] - インドネシア中銀は22日、主要政策金利の7日物リバースレポ金利を史上最低水準の3.50%に据え置いた。新型コロナウイルス危機が深刻化する中、経済を下支える。一方、最近導入された感染抑制のための行動制限について、経済への打撃は当初の想定ほどではないと指摘した。

政策金利据え置き決定は、ロイターの調査に回答したエコノミスト31人全員が予想していた。翌日物預金ファシリティー金利と貸出ファシリティー金利も、それぞれ2.75%、4.25%に据え置いた。

ペリー・ワルジヨ総裁は決定について、経済を支援する必要性と、ルピアの安定維持を考慮したと説明。オンライン会見で「中銀の政策は2021年、全てが成長促進を目指した内容になる。世界市場の不透明感を踏まえ、通貨の安定維持に向けたものは例外だ」とした。

中銀は2021年の成長率予想を3.5─4.3%とし、前回の4.1─5.1%を引き下げた。ただ予想中間値は3.9%で、中銀の1週間前の予想の3.8%から若干上昇した。総裁は、コロナ行動制限が当初の想定よりも早く来週にも緩和されるとみられるためと説明した。

キャピタル・エコノミクスは「利下げが見込まれない主な理由は、通貨を巡る懸念だ」とした。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ政権、詐欺対策で司法省に新部門 政府プログ

ビジネス

英上院委員会、プライベートクレジット巡る中銀の情報

ワールド

石油富豪サージェント氏、ベネズエラ問題でトランプ政

ビジネス

アングル:日本のM&Aで増す株主の存在感、経営判断
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 7
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 8
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 9
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 10
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 7
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 8
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 9
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 10
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中