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米大統領、イスラエル・ハマス停戦を歓迎 ガザに人道支援へ

2021年05月21日(金)09時32分

 バイデン米大統領は5月20日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが停戦で合意したことを歓迎し、米国はガザへの人道的支援を行うと述べた。ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン米大統領は20日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが停戦で合意したことを歓迎し、米国はガザへの人道的支援を行うと述べた。ホワイトハウスで演説した。

バイデン氏は、イスラエルの防空システム「アイアンドーム」を支援する方針も示した。

「国連やその他の関係者と協力し、迅速な人道支援を行う。ガザ地区の人々や復興活動のため国際的な支援を取り付けるよう努力する」と述べた。

ガザの復興支援は、米国がテロ組織に指定しているハマスではなく、パレスチナ自治政府との協力で進めると説明した。

これまでにイスラエルのネタニヤフ首相と6回電話会談を行い、自治政府のアッバス議長やエジプトのシシ大統領とも協議し、政権幹部も中東各国高官に働き掛けたと述べ、外交努力を強調した。

民主党内では、イスラエルの自衛権を擁護するバイデン氏の姿勢に対して多くの議員から不満が出ていた。

ロイター
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