ニュース速報

ワールド

新型コロナワクチンの生産能力2倍に拡大を、国連事務総長が訴え

2021年05月13日(木)08時29分

5月12日、国連のグテレス事務総長(写真)は新型コロナウイルスワクチンの生産能力を2倍に拡大する必要性を訴えるとともに、新たな感染の波に襲われている途上国へのより公平なワクチン再配分を呼び掛けた。ジュネーブで4月撮影(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[モスクワ 12日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は12日、新型コロナウイルスワクチンの生産能力を2倍に拡大する必要性を訴えるとともに、新たな感染の波に襲われている途上国へのより公平なワクチン再配分を呼び掛けた。

ワクチンが不足している国は多く、特にインドでは感染第2波が猛威を振るい、病院や遺体安置所の収容能力が限界に達し、医薬品や医療用酸素も不足している。

一方で、欧州連合(EU)はワクチンの余剰分を保持している。

グテレス事務総長は、モスクワでロシアのラブロフ外相と会談後に行われたブリーフィングで「先進諸国で国民のほとんどへのワクチン接種が可能な一方、多くの途上国では1回も接種できないという状況は全く容認できない」と述べた。

また、途上国では感染が「猛烈な勢い」で拡大しており、新たな変異株が出現するリスクがあると指摘。あらゆる国や地域で誰もがワクチンを接種できることが、世界共通の利益になるとし「世界のワクチン生産能力を2倍に拡大することと、ワクチンのより公平な配分が必要だ」と強調した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

訂正-焦点:高値の提案も拒否可能、経産省が買収指針

ビジネス

米当局、加工原料の安全性審査制度を検討へ 厚生長官

ワールド

中国の主張は事実に反し根拠欠く、厳格に申し入れした

ビジネス

午前のドルは153円近辺へ小幅高、日銀の金融政策意
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 4
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 10
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 10
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中