ニュース速報

ワールド

ASEAN外相、ミャンマーに暴力自制要請 突破口は見いだせず

2021年03月03日(水)01時58分

東南アジア諸国連合(ASEAN)は2日開催したオンライン形式による特別外相会合で、ミャンマー情勢に懸念を表明し、全当事者に対し「さらなる暴力の扇動を控える」よう呼び掛ける議長声明を発表した。写真は2日、マレーシア・プトラジャヤで撮影されたオンライン外相会合。Courtesy of Malaysian Foreign Ministry/Handout via REUTERS

[ジャカルタ 2日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)は2日開催したオンライン形式による特別外相会合で、軍事クーデターが起きたミャンマー情勢に懸念を表明し、全当事者に対し「さらなる暴力の扇動を控える」よう呼び掛ける議長声明を発表した。

ASEANには「ミャンマーを前向きかつ平和的、建設的に支援する用意がある」とも言明した。しかし、外交筋2人によると、会合ではASEAN全体での共通の立場を形成することはできず、ミャンマーの民主化回帰に向けた突破口を見いだすには至らなかった。

インドネシアのルトノ外相は会合後、「ミャンマーが門戸を開かなければ、ASEANの善意や前向きな姿勢は無意味となる」と述べた。シンガポールのバラクリシュナン外相は、非武装の民間人に対する武力行使に「弁解の余地はない」と批判した。

会合では、両外相のほか、マレーシアとフィリピンの外相が拘束されている民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏らを解放するよう要請したが、全会一致での支持は得られなかった。

また声明では、「近い将来」におけるASEANと米国による特別外相会合開催への期待が示された。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

パウエルFRB議長巡る召喚状、地裁が差し止め 司法

ワールド

焦点:雪解けは本物か、手綱握りなおす中国とロシア向

ワールド

米、イラン新指導者モジタバ師ら巡る情報提供に最大1

ワールド

トランプ氏、イラン濃縮ウランのロシア移送案拒否 プ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切りは常軌を逸している」その怒りの理由
  • 3
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド太平洋防衛
  • 4
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 5
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 6
    『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントに…
  • 7
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 10
    謎すぎる...戦争嫌いのMAGAがなぜイラン攻撃を支持す…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中