ニュース速報

ワールド

EU予算阻止は司法裁で判断を、欧州委員長がポーランドなどに

2020年11月26日(木)02時01分

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長は25日、ポーランドとハンガリーがEUの2021─27年予算と復興基金案に反対していることについて、EU資金へのアクセスと法の支配との関連を巡り欧州司法裁判所に判断を求めるべきだという考えを示した。ブリュッセルの欧州委員会で昨年4月撮影(2020年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長は25日、ポーランドとハンガリーがEUの2021─27年予算と復興基金案に反対していることについて、EU資金へのアクセスと法の支配との関連を巡り欧州司法裁判所に判断を求めるべきだという考えを示した。

ハンガリーとポーランドは16日、EU予算と新型コロナウイルス復興基金の採択に反対。資金へのアクセスを巡り、法の支配の尊重が条件に盛り込まれたことに反発した。

フォンデアライエン委員長は欧州議会で、「ここで話しているのは法の支配の違反についてであり、それがEU予算を脅かしているという点だけだ」と強調。「この原則に反する者が欧州にいるとは極めて想像し難い」と語った。

その上で、「なお疑問がある人には明確な道がある。欧州司法裁に行って、新たなルールを判断してもらうことができる」とし、立法文書を巡る見解の相違は訴訟で解決されると指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

フジHD、旧村上系が大規模買付取り下げ 外部資本導

ビジネス

中国レアアース規制、必要な部材1年分程度確保できて

ワールド

トルコCPI、1月は前月比+4.84% 予想上回る

ワールド

インド、米国から石油・防衛品・航空機など購入へ=当
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 8
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」…
  • 9
    エプスタイン文書追加公開...ラトニック商務長官、ケ…
  • 10
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中