ニュース速報

ワールド

米財務長官と下院議長、追加対策巡り「相違調整」 20日再協議

2020年10月20日(火)07時36分

ムニューシン米財務長官と民主党のペロシ下院議長が19日、追加の新型コロナウイルス経済対策を巡り、53分間の電話協議を行った。ワシントンで5月撮影(2020年 ロイター/ERIN SCOTT)

[ワシントン 19日 ロイター] - ムニューシン米財務長官と民主党のペロシ下院議長が19日、追加の新型コロナウイルス経済対策を巡り、53分間の電話協議を行い、「双方の意見の相違を引き続き調整した」と、ペロシ議長のドリュー・ハミル副補佐官がツイッターに投稿した。

ハミル氏によると、ペロシ議長は追加経済対策が11月3日の大統領選前に合意することが可能かどうかについて20日終わりまでに明確になることを望んでいるという。ムニューシン長官とペロシ議長は20日に再び協議する予定で、スタッフ間の調整は「24時間体制で」継続されるとした。

トランプ政権は1兆8000億ドル規模の対策案を提示。ペロシ氏は、貧困層の税制優遇策や州・地方政府の支援策、労働者保護策、家賃補助といった分野で不備があると批判し、自らの2兆2000億ドル規模の案を譲らない姿勢を示してきた。

一方、上院では19日、共和党のマコネル院内総務が、支援対象を限定した5000億ドルの経済対策を21日に採決すると表明。マコネル氏は、中小企業支援策「給与保護プログラム(PPP)」に資金を補充する別の法案を20日に採決する意向も示した。

ただ、上院民主党は包括的な大型対策を求めている。民主党のシューマー上院院内総務は、共和党のプランについて「骨と皮だけだ」と批判。支援を必要としている州・地方自治体を見捨てており、失業給付の財源も不足していると主張した。上院民主党は先月、同様の案を阻止している。

マコネル院内総務は上院で、ペロシ議長が「オール・オア・ナッシング」の姿勢を取っていると非難。「議長のマリー・アントワネットの芝居を終わらせる必要がある」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ローマ教皇、4月にアフリカ4カ国歴訪へ 今年初の外

ワールド

IMF、消費減税を時限的措置とする点など一定の評価

ビジネス

トヨタ、1月世界販売4.7%増 北米・欧州好調で同

ワールド

米通商法301条に関する責任、既に果たしている=中
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違憲とした「単純な理由」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 7
    2月末に西の空で起こる珍しい天体現象とは? 「チャ…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 10
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中