ニュース速報

ワールド

豪政府、民間のサイバー防衛を強化 今後10年で12億ドル支出

2020年08月07日(金)10時04分

 8月6日、オーストラリアのモリソン首相は、サイバー攻撃の増加を受け、企業や家庭のサイバー防衛を強化するため向こう10年間で16億6000万豪ドルを投じると表明した。シドニーで2月28日撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は6日、サイバー攻撃の増加を受け、企業や家庭のサイバー防衛を強化するため向こう10年間で16億6000万豪ドル(11億9000万米ドル)を投じると表明した。キャンベラでの記者会見で語った。

モリソン氏は、企業と家庭へのサイバー攻撃により、国内総生産(GDP)の1.5%に相当する約290億豪ドルのコストが生じていると説明した。

オーストラリア政府は6月、政府のサイバーセキュリティー担当機関の対応力を強化するため10年間で13億5000万豪ドルを投じると発表したばかり。その際にモリソン氏は、同国の政府や政治団体、重要なサービスの提供者、基幹インフラの運営者に対し、「国家を基盤とする」高度なサイバー攻撃が何カ月間にもわたって企てられてきたと話した。

モリソン氏は、2019年に議会に対する攻撃を受けたために、これまで同国のサイバー政策は政府機関のサイバー防衛強化が中心だったが、中小企業や大学、家庭を標的としたサイバー攻撃が増えていると指摘。「われわれは極めて重要なインフラとサービスをサイバー攻撃から守る。企業がデジタル経済で成功できるよう、企業の自己防衛を支援する」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

機関投資家の一戸建て住宅購入禁止へ、トランプ氏が表

ワールド

トランプ氏、27年度国防予算1.5兆ドル要求 大幅

ワールド

米下院、民主党の医療補助復活法案を採決へ 一部共和

ワールド

中国の台湾侵攻、正当化される理由「何らない」=ベネ
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 5
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 6
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 7
    日本も他人事じゃない? デジタル先進国デンマークが…
  • 8
    公開されたエプスタイン疑惑の写真に「元大統領」が…
  • 9
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 10
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 9
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 10
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中