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新型コロナ感染者、ロシア・東欧で増加 西欧は減少=WHO

2020年06月02日(火)20時17分

 6月2日、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者数について、西欧では減少傾向にある一方、ロシアは東欧ではまだ増加していると指摘した。写真はモスクワ市内。6月1日撮影(2020年 ロイター/Maxim Shemetov)

[ジュネーブ 2日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は2日、新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者数について、西欧では減少傾向にある一方、ロシアは東欧ではまだ増加していると指摘した。

WHOの報道官は会見で「現在、西欧では(新規感染者数が)着実に減少している。ペースは速くないが、日々着実に減少している。したがって、新規感染者数はなお多いが、ロシアと東欧以外では減少していることになる。ロシアと東欧ではまだ増加している」と述べた。

ロシアの累計感染者数は42万3741人と世界で3番目。うち5037人が死亡している。

トランプ米大統領がWHO脱退を表明したことについて、報道官は、米政権との協議がまだ続いているかや、正式な通知を受けたかどうかについて、情報を得ていないと説明した。

ロイター
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