ニュース速報

ワールド

韓国、新型コロナ感染増加でレムデシビル輸入へ 欧州も加速

2020年05月30日(土)06時52分

 5月29日、韓国保健当局は、新型コロナウイルス感染症治療薬として使われている米製薬ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」の輸入を要請する方針を明らかにした。写真は3月、配達員の男性。仁川で撮影(2020年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 29日 ロイター] - 韓国保健当局は29日、新型コロナウイルス感染症治療薬として使われている米製薬ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」の輸入を要請する方針を明らかにした。

国内で新たな感染者数が再び増加していることに対応した。

韓国疾病予防管理局(KCDC)によると、輸入には食品医薬品安全処の認可が必要となるが、政府の諮問委員会はレムデシビルには効果が認められると結論付けたという。

韓国では新型ウイルス感染の第1波は抑え込んだものの、社会的距離維持政策が緩和されて以降、比較的小規模だが根強く残る感染例が報告されている。

28日に国内で確認された新たな感染者は58人で、累計感染者数は1万1402人、死者は269人。

欧州でも新型ウイルス感染症患者にレムデシビルを投与する動きは広がっており、欧州医薬品庁(EMA)は傘下の医薬品委員会(CHMP)がレムデシビルの評価にかける時間を「最低限」にとどめると表明した。

レムデシビルを巡っては、日本や英国で新型ウイルス感染症の治療薬として承認されているが、韓国と欧州連合(EU)では未承認。ギリアドは現在、同薬の製造を増強している。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

オーストラリア、G7の重要鉱物同盟に参加 カナダと

ワールド

中国、「出産に優しい社会」構築へ 社会保障制度の整

ワールド

中国、26年国防予算7%増 伸び5年連続7%台

ビジネス

中国、国有銀行に3000億元注入へ 資本市場アクセ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中