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緊急事態宣言発動の場合、事前に首相が議運で説明=麻生財務相

2020年04月06日(月)17時03分

 4月6日、麻生太郎財務相は参院決算委員会で、安倍晋三首相が有識者の意見を踏まえ、緊急事態宣言を発動する場合、衆参の議院運営委員会で首相が説明すると述べた。写真は都内で2018年3月撮影(2020年 ロイター/TORU HANAI)

[東京 6日 ロイター] - 麻生太郎財務相は6日の参院決算委員会で、安倍晋三首相が有識者の意見を踏まえ緊急事態宣言を発動する場合、衆参の議院運営委員会で首相が説明すると述べた。浜口誠委員(立憲・国民、新緑風会・社民)への答弁。

麻生氏は緊急事態宣言発動の有無に関しては「今の段階では有識者の話を踏まえて判断することになっている。踏まえた上で近々(判断)という話だと思う」としつつ、自身は「専門家でもないので、どうなる(発動される)と申し上げる段階でない」と述べた。

経済対策の補正予算財源については、公共投資ではなくソフト関連が対象であるため「建設国債が使えないため赤字公債(の発行)とならざるを得ない」と説明した。

また、現金給付額が30万円となる背景に関し、額は正式決定してはいないと前置きしつつ、「日本の感染症対策がうまくいっても、他の国がそうでないと(世界経済の)景気はよくならない、覚悟しないといけないということで首相が判断したのだろう」と解説した。

*内容を追加しました。

(竹本能文 編集:田中志保)

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