ニュース速報

ワールド

中国の新型コロナ死者4人、全員武漢 市当局は感染拡大を警戒

2020年04月03日(金)15時34分

中国国家衛生健康委員会の発表によると、2日に中国本土で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は31人で、このうち2人は国内での感染者だった。武漢で1日撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[北京/武漢 3日 ロイター] - 中国国家衛生健康委員会の発表によると、2日に中国本土で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は31人で、このうち2人は国内での感染者だった。死者は4人で全員、新型コロナの発生地である湖北省・武漢市の患者。同省ではこの日、新たな感染者は確認されなかった。

前日の新規感染者は35人で全員海外からの入国者だった。前日の死者は6人。

感染者数は累計8万1620人。死者の累計は3322人。

2日には60人の無症状感染者も報告された。

感染者が再び急増する事態を避けるため、中国当局が警戒を呼び掛ける中、武漢市当局は市民に対し、引き続き不要不急の外出を控え、自主隔離を継続するよう促した。

武漢市は感染者数が減少していることから4月8日に移動制限を緩和する予定だ。

しかし、同市トップの王忠林・党委員会書記は3日、市内の新型コロナ感染者が再び増加する可能性は内外双方のリスクを踏まえると依然高いとの認識を示し、感染予防・抑制措置を維持する必要性を強調。住民に引き続き油断しないよう呼び掛けた。

新華社によると、中国は4日、新型コロナとの闘いで亡くなった人々を追悼する。0200GMT(日本時間午前11時)に全国で3分間の黙とうを行うという。

一部の地域では、一度再開を許可された映画館が再び閉鎖を命じられるなど、規制を再導入する動きも徐々に広がっている。

河南省にあるジア県は1日、県内で新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、県外への移動を事実上禁止する封鎖措置を取ったと明らかにした。

新型コロナの陽性反応がありながら症状は出ていない「無症状感染者」は、武漢市だけで新たに51人が確認されており、705人が医療観察の対象となっている。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米雇用統計「素晴らしい」、米は借入コスト減らすべき

ワールド

米が制限順守ならロシアも同調、新START失効でラ

ビジネス

FRBは当面政策維持を、生産性頼みは尚早=カンザス

ビジネス

1月米雇用、13万人増と1年超ぶり大幅増 失業率4
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    一体なぜ? 中国でハリー・ポッターの「あの悪役」が…
  • 6
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 7
    【独自取材】「氷上のシルクロード」を目指す中国、…
  • 8
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 9
    まさに「灯台下暗し」...九州大学の研究チームが「大…
  • 10
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中