ニュース速報

ワールド

米大統領選、バイデン氏がトランプ氏に対するリード拡大=調査

2020年04月01日(水)11時09分

 4月1日、ロイター/イプソスが31日発表した世論調査によると、2020年米大統領選で民主党の候補指名を目指すバイデン前副大統領が現職のトランプ大統領(共和党)に対するリードを急速に広げている。写真はワシントンで15日撮影(2020年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)

[ニューヨーク 31日 ロイター] - ロイター/イプソスが31日発表した世論調査によると、2020年米大統領選で民主党の候補指名を目指すバイデン前副大統領が現職のトランプ大統領(共和党)に対するリードを急速に広げている。

新型コロナウイルスの感染拡大で、バイデン氏の陣営は集会などの選挙活動をほぼ停止しているものの、同氏の政治的影響力が失われていないことが示された。

調査は30─31日に全米の登録済み有権者1100人以上を対象にオンラインで実施。誤差は約3%ポイント。

このうち46%が、バイデン氏が11月3日にトランプ氏との大統領選本戦に臨む場合、バイデン氏に投票すると回答。40%がトランプ氏に投票すると答えた。

3月6─9日の同様の調査でわずか1%ポイントだったバイデン氏のリードが今回は6%ポイントまで拡大した。

感染拡大を受け、多くの国民が自宅待機を命じられる中、バイデン氏が公衆の前に姿を見せることは難しい。また、多くの州が大統領選に向けた予備選や党員集会を延期している。

一方、トランプ大統領は新型コロナへの対応で毎日テレビ会見を開いている。

今回の調査では、トランプ氏を基本的に支持するとの回答は数週間前とほぼ変わらず。トランプ氏のパフォーマンスを評価するとの回答は約44%、同氏の新型コロナへの対応を支持するとの回答は48%だった。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル急伸し148円台後半、4月以来の

ビジネス

米金利変更急がず、関税の影響は限定的な可能性=ボス

ワールド

中印ブラジル「ロシアと取引継続なら大打撃」、NAT

ワールド

トランプ氏「ウクライナはモスクワ攻撃すべきでない」
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パスタの食べ方」に批判殺到、SNSで動画が大炎上
  • 2
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長だけ追い求め「失われた数百年」到来か?
  • 3
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 4
    真っ赤に染まった夜空...ロシア軍の「ドローン700機…
  • 5
    「このお菓子、子どもに本当に大丈夫?」──食品添加…
  • 6
    「史上最も高価な昼寝」ウィンブルドン屈指の熱戦中…
  • 7
    約3万人のオーディションで抜擢...ドラマ版『ハリー…
  • 8
    「オーバーツーリズムは存在しない」──星野リゾート…
  • 9
    「巨大なヘラジカ」が車と衝突し死亡、側溝に「遺さ…
  • 10
    歴史的転換?ドイツはもうイスラエルのジェノサイド…
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 4
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 5
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 8
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 9
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中