ニュース速報

ワールド

西オーストラリア州沖のクルーズ船、州首相が入港認めず

2020年03月26日(木)14時44分

 3月26日、西オーストラリア州のマゴワン首相は、同州沖にいるクルーズ船2隻に対し、豪海域から「直ちに」離れるよう求めた。写真は新型コロナウイルス感染拡大の影響で閑散としたシドニーの鉄道駅で24日撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 26日 ロイター] - 西オーストラリア州のマゴワン首相は26日、同州沖にいるクルーズ船2隻に対し、豪海域から「直ちに」離れるよう求めた。前週シドニーに入港したクルーズ船が、国内最大の新型コロナウイルス感染源となった事態の再発を防ぐ狙いだ。

カーニバルが運航するクルーズ船「ルビー・プリンセス」は前週、シドニーに入港し、乗客2700人の下船が認められたが、その後147人がウイルス検査で陽性となった。

国内の感染者は2550人を超え、死者は12人に増加した。

26日には、クルーズ船「MVアルタニア」の外国人乗客800人のうち7人がウイルス検査で陽性となり、さらに2人が体調不良を訴えた。

マゴワン氏はこの船について、「命にかかわる状況」でない限り、1人の下船も認めないと表明。「この船は直ちに去る必要がある。シドニー湾の失敗は繰り返さない」と述べた。

そのうえで、症状のある乗客を治療のため航空機で軍の基地などに搬送できるかどうか連邦当局と協議中だとした。

ドバイで入港を拒否され、現在西オーストラリア州の海域内にいる別のクルーズ船「MSCマグニフィカ」については、体調不良の乗客はおらず、欧州もしくは他の地域の港に向かうよう調整が進められているとした。

西オーストラリア州は、さらに別のクルーズ船「バスコ・ダ・ガマ」に乗船しているオーストラリア人800人の一部を、観光名所のロットネスト島に隔離する用意を進めている。英国やニュージーランドの乗客100人超は船内に隔離される。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

北朝鮮、米のベネズエラ攻撃「主権侵害」と非難

ワールド

高市氏「ベネズエラの民主主義回復に努力」、米攻撃支

ワールド

サウジ、イエメン南部問題で対話呼びかけ 分離派が歓

ワールド

焦点:ベネズエラ介入でMAGA逸脱、トランプ氏は「
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...強さを解放する鍵は「緊張」にあった
  • 2
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    2026年の節目に問う 「めぐみの母がうらやましい」── …
  • 5
    「対テロ」を掲げて「政権転覆」へ?――トランプ介入…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 8
    ベネズエラ攻撃、独裁者拘束、同国を「運営」表明...…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケッ…
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 9
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 10
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中