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サウスカロライナ州有力議員、バイデン氏支持表明へ=ポリティコ
米政治専門サイトのポリティコによると、米下院民主党ナンバー3で、アフリカ系米国人のジム・クライバーン議員(サウスカロライナ州選出)(写真)は、2020年米大統領選の民主党候補としてバイデン前副大統領への支持を2月26日に表明する見通しという。写真は2018年11月にワシントンで撮影(2018年 ロイター/Jim Young)
[ワシントン 23日 ロイター] - 米政治専門サイトのポリティコによると、米下院民主党ナンバー3で、アフリカ系米国人のジム・クライバーン議員(サウスカロライナ州選出)は、2020年米大統領選の民主党候補としてバイデン前副大統領への支持を26日に表明する見通しという。
ロイターはこの報道について確認できていない。クライバーン議員の関係者は、同議員が誰を支持するか決定したという報道は「憶測」だとしている。
サウスカロライナ州では29日に第4戦の予備選が予定されており、同州選出のクライバーン氏がバイデン氏への支持を表明すれば、大きな影響を与える可能性がある。同州ではアフリカ系米国人が民主党有権者の半数以上を占める。
同州チャールストンの地元紙ポスト・アンド・クーリエは、クライバーン氏がインタビューで、支持候補を決定したとの報道を受け、支持する候補はまだ決めておらず、バイデン氏、ウォーレン上院議員、クロブシャー上院議員のいずれかで検討していると述べたと伝えた。
MSNBCのインタビューで、バイデン氏はクライバーン氏が自身を支持するかどうかは分からないとした上で「そう期待する」とし、同氏による支持は最も重要だと述べた。
アイオワ、ニューハンプシャー両州でさえない結果となったバイデン氏はネバダ州での党員集会では中間集計の段階で2位につけている。
バイデン氏の陣営はニューハンプシャーの予備選後に支持者らに対し、サウスカロライナでの予備選で勝利しなければバイデン氏が指名争いに残ることはできないとしており、29日の予備選での勝利はバイデン氏にとって不可欠となる。
大統領選の候補指名レースから撤退した作家マリアン・ウィリアムソン氏は、サンダース上院議員への支持を表明した。
ウィリアムソン氏は、テキサス州で行われたサンダース氏の集会に同氏とともに姿を見せ、「バーニー・サンダース氏は長年にわたって態度を明確にしている。われわれはバーニーとともにある」と語った。
*内容を追加しました。