ニュース速報

ワールド

独首相、5G業者選定は「多様化重要」 1社完全排除は逆効果

2020年01月24日(金)04時02分

ドイツのメルケル首相は23日、政府が構築する第5世代(5G)移動通信システムの参入業者選定について、多様化こそ安全性を確保する上で重要とした上で、1社を完全に排除するのは逆効果という考えを示した(2020年 ロイター/DENIS BALIBOUSE)

[ダボス(スイス) 23日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は23日、政府が構築する第5世代(5G)移動通信システムの参入業者選定について、多様化こそ安全性を確保する上で重要とした上で、1社を完全に排除するのは逆効果という考えを示した。

5Gを巡っては中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の製品を使用した場合、サイバー攻撃に対する防御に問題が生じる恐れがあるとして、米国などが安全保障上の理由から排除に動いている。

メルケル首相は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でファーウェイの名指しを避けつつ「身の安全を確保しようと考えた場合、必要に応じて多様性や重複を図れば最も安全になる。もし特定の業者を完全に排除すれば、安全でなくなる」と語った。

欧州連合(EU)が22日発表した新指針によると、域内各国は5G業者の選定に当たり、リスク度合いに応じて自国通信網の中心機能への関与を制限したり、排除することが可能になる。指針に強制力はないが、ファーウェイには痛手になる可能性もある。

メルケル首相はイラン問題について、核合意の早急な放棄は望ましくないと指摘。不完全な合意であっても、他に何もないよりはましだと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

キヤノン、26年12月期連結純利益は2.7%増を予

ワールド

中国、特殊詐欺犯ら11人の死刑執行 ミャンマー拠点

ビジネス

日野自、今期純利益予想を750億円に上方修正 価格

ワールド

EU、ベトナムとの外交関係格上げ 「国際秩序への脅
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 5
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 6
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    またTACOった...トランプのグリーンランド武力併合案…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中