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ローマ教皇、南スーダンに合意順守を呼びかけ
12月25日、ローマ教皇フランシスコ、英国国教会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教、スコットランド教会のジョン・チャーマーズ元総会議長は、南スーダンのキール大統領(写真右)と反政府勢力のマシャール前第1副大統領に対し、来年初めに少なくとも暫定的な統一政権を発足させる合意を順守するよう呼びかけた。バチカンで4月11日撮影(2019年 ロイター/Vatican Media)
[バチカン市 25日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコ、英国国教会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教、スコットランド教会のジョン・チャーマーズ元総会議長は25日、南スーダンのキール大統領と反政府勢力のマシャール前第1副大統領に対し、来年初めに少なくとも暫定的な統一政権を発足させる合意を順守するよう呼びかけた。
南スーダンはキリスト教徒が多く、ローマ教皇は和平が成立すれば、来年にも同国を訪問したいとの意向を示している。
キール氏とマシャール氏は先月、統一政権の発足期限を先月12日から100日間延期。期限内に対立が解消しない場合、暫定的な統一政権を発足させることで合意した。
ローマ教皇は通常、毎年恒例のクリスマスメッセージ「ウルビ・エト・オルビ」(ローマと全世界へ)で紛争地の平和をまとめて訴えることが多く、今回のメッセージは異例。