ニュース速報

ワールド

米英首脳、両国の「特別な関係」強調 野心的な貿易協定追求へ

2018年07月14日(土)08時38分

7月13日、トランプ米大統領はメイ首相と会談し、米英の「特別な関係」の重要性を強調した。写真は13日、バッキンガムシャーで会談後記者会見するメイ首相(右)とトランプ大統領(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

[英チェッカーズ 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、訪問先の英国ロンドン郊外にある首相別荘(チェッカーズ)でメイ首相と会談した。両首脳は会談後に行った共同記者会見で、米英の「特別な関係」の重要性を強調した。

トランプ大統領は会見で、メイ首相が欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉を首尾良く進めていると評価し、ブレグジット後に米英が締結する二国間貿易協定を心待ちにしていると語った。

ブレグジット交渉については「英国がどのような決定をしても米国には差し支えない」とした上で、「重要なことは米英の貿易関係だ。両国に素晴らしい好機となり、われわれはこのチャンスを十分に生かしていく」と語った。

首脳会談に先立ち公表された英紙とのインタビューでは、トランプ大統領はメイ首相の提示した穏健なEU離脱案を批判し、米英間の自由貿易協定締結は不可能になる可能性があるとの認識を示していた。

記者団から同インタビューでのコメントについて質問を受けたトランプ大統領は、メイ首相を批判していないと主張。報道は「フェイク(偽)ニュース」とし、「この素晴らしい女性は素晴らしい仕事をしている」と賞賛した。

メイ首相も「ブレグジットに伴い、米英が自由貿易協定を追求することで一致した」とし、「両国が恩恵を受ける野心的な協定の締結を目指す」と語った。

こうした中、ロンドン市内ではトランプ大統領を批判する大規模な抗議活動が展開され、数千人が参加した。トランプ大統領の英国滞在中、100を超える抗議活動が計画されているという。

メイ首相との会談を終えたトランプ大統領は同日、ウィンザー城でエリザベス女王と会見する。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=大幅上昇、ナスダック約4%高 中東の

ワールド

EU、22年のエネ危機対策の復活検討 イラン戦争受

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、「有事の買い」一服

ワールド

米国人女性ジャーナリスト誘拐、バグダッド 捜索続く
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 4
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 5
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 6
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 7
    韓国・週4.5日労働制が問いかけるもの ──「月曜病」解…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 10
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 9
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中