ニュース速報
ビジネス

李在明氏、「コリアディスカウント」解消を約束 韓国大統領選有力候補

2025年04月21日(月)13時11分

 韓国大統領選挙戦で首位を走る革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表は21日、韓国企業が株式市場で相対的に低く評価される「コリアディスカウント」を解消し、主要株価指数を2倍に高めると約束した。写真は3月、山火事被災地を視察する李氏(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)

Hyunjoo Jin Jihoon Lee

[ソウル 21日 ロイター] - 韓国大統領選挙戦で首位を走る革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表は21日、韓国企業が株式市場で相対的に低く評価される「コリアディスカウント」を解消し、主要株価指数を2倍に高めると約束した。

「私は『コリアディスカウント』を終わらせ、『コリアプレミアム』の時代を切り開く」と述べた。

支配株主による不正行為に歯止めをかける法律の復活を目指すとし、株価指数算出会社モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)で韓国が先進国市場に区分されるための行程表を示す方針も示した。

韓国企業が世界の同業他社に比べて過小評価される背景には、同族経営の財閥が圧倒的な影響力をもつことがある。財閥の経営者一族は、他の株主よりも自らの利益を優先していると批判されてきた。

共に民主党が過半数を占める国会は今年3月、企業経営陣の株主に対する受託者責任拡大を盛り込んだ改正商法案を可決した。しかし韓悳洙大統領代行は、経営陣の意思決定を妨げ、不必要な混乱を引き起こしかねないとして拒否権を行使。財界団体も反対を表明した。

韓国政府は昨年、コリアディスカウント対策として、上場企業が株主価値向上のための計画を自主的に策定するなどのプログラムを提案した。先月には、海外投資家の参入障壁とMSCIから指摘されていた空売り禁止も解除した。  

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=急反落、ダウ768ドル安 FRBは金

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、FOMC据え置き受け下落分

ビジネス

パウエル氏、後任承認までFRB議長代行へ 捜査が解

ビジネス

イスラエル、イラン情報相を排除 国防相「高官標的に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 4
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 5
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 8
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中