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TikTok米事業売却計画、依然検討中=トランプ氏

2025年04月10日(木)08時04分

 4月9日、トランプ大統領は、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業売却計画について、依然として検討中だと述べた。写真は、米国国旗と同アプリのロゴ。1月8日、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ市で撮影で撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

David Shepardson Dawn Chmielewski

[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ大統領は9日、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業売却計画について、依然として検討中だと述べた。

ロイターは4日、関係筋の話として、計画が保留になったと報じていた。

トランプ氏はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、「われわれはこの件について、素晴らしい仕事をしてくれるであろう非常に優秀な人々や非常に裕福な企業との取引があるが、中国との間で何が起こるか様子を見なければならない」とし、「それはテーブルの上にある」と述べた。

トランプ氏は4日、TikTokの米事業売却期限を新たに75日延長すると発表した。TikTokは米事業を6月19日までに親会社である中国の字節跳動(バイトダンス)から切り離さなければ、国内でのサービスが禁止される。

米事業売却の大きな障害となるのは中国政府の承認だ。

バイトダンスの米投資家に近い関係者は、6月19日の期限を前に、見込みのある取引に関する作業は続いているが、ホワイトハウスと中国はまず関税問題を解決する必要があると述べた。

ロイター
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