ニュース速報
ビジネス

モルガンSのトップバンカー賞与、アジアで最大50%増額=関係筋

2025年01月22日(水)16時39分

1月22日、 関係筋によると、モルガン・スタンレーのアジア部門でトップクラスの業績を上げているインベストメントバンカーやトレーダーは賞与が最大50%増加する見通し。写真は同銀のロゴ。ニューヨーク証券取引所で2021年8月撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)

Selena Li

[香港 22日 ロイター] - 関係筋によると、モルガン・スタンレーのアジア部門でトップクラスの業績を上げているインベストメントバンカーやトレーダーは賞与が最大50%増加する見通し。

業績拡大のほか、前年の賞与が少なかったことが背景。

テッド・ピック新最高経営責任者(CEO)の初年度の業績が好調で、アジア太平洋地域の活発なトレーディング活動が寄与した。

セールス&トレーディング部門の柱の1つである機関投資家向け株式事業は世界全体で昨年第4・四半期に前年比51%の増収。アジアが成長を大きく寄与した。

関係者によると、モルガン・スタンレーなどウォール街の大手行の賞与はアジアで大幅に増額される見通し。

モルガン・スタンレーはアジアの一部のトップバンカーに対し賞与が前年比で40%前後増えると伝えたという。

賞与の増額は有能な人材の引き留めに寄与するとみられる。

関係筋によると、昨年はトップクラスのシニアディールメーカーの賞与が前年比で20%以上減少していた。アジアでは昨年、マネジングディレクターの3分の1近くに賞与が支給されなったという。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

英7─9月賃金伸び鈍化、失業率5.0%に悪化 12

ワールド

自民が経済対策で高市首相に提言、小林政調会長「規模

ビジネス

金融資産のトークン化、新たなリスク生む可能性 IO

ビジネス

ソフトバンクG、エヌビディア全保有株売却 オープン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    ギザのピラミッドにあると言われていた「失われた入…
  • 7
    インスタントラーメンが脳に悪影響? 米研究が示す「…
  • 8
    中年男性と若い女性が「スタバの限定カップ」を取り…
  • 9
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 10
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中