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米低温物流リネージュ、IPOで44.5億ドル調達=消息筋

2024年07月25日(木)10時10分

 7月24日、米低温物流大手リネージュはこのほど新規株式公開(IPO)で44億5000万ドルを調達し、今年に入って世界最大規模の上場を果たす見通しとなったと、消息筋2人が明らかにした。写真はリネージュの倉庫。2020年4月、英ヘイウッドで撮影(2024年 ロイター/Molly Darlington)

Echo Wang

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米低温物流大手リネージュはこのほど新規株式公開(IPO)で44億5000万ドルを調達し、今年に入って世界最大規模の上場を果たす見通しとなった。消息筋2人が24日、明らかにした。

リネージュ株は25日に米ナスダック市場で取引を開始する。

消息筋によると5700万株弱が公開され、公開価格は1株78ドルと、参照レンジの70―82ドルの上限近くに設定された。当初は4700万株を公開する計画だったが、需要が強かったため増やしたという。

企業価値評価は180億ドルを超え、昨年9月に英半導体設計大手アーム・ホールディングスが48億7000万ドルで米国上場して以来、最大の上場となる見通し。

リネージュはコメント要請に応じていない。

同社はプライベートエクイティ企業幹部らが2008年に創業。その後116件の買収を通じて規模を拡大し、2023年の売上高は53億ドルだった。

ロイター
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