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7月首都圏マンション、平均価格は9940万円 前年比55%上昇

2023年08月17日(木)15時07分

 8月17日、不動産経済研究所が発表した7月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、発売は前年比14.2%増の2591戸で9カ月ぶりに増加した。写真は2021年8月、都内で撮影(2023年 ロイター/Marko Djurica)

[東京 17日 ロイター] - 不動産経済研究所が17日に発表した7月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、発売は前年比14.2%増の2591戸で9カ月ぶりに増加した。平均価格は9940万円で前年比55.8%、5カ月連続の上昇となった。東京23区は1億3340万円で前年比84.8%上昇、首都圏の平均価格を引き上げた。

首都圏平均価格は都心の一部高額物件の影響などで3月に1億4360万円となり、単月では初めて1億円を突破。7月は3月以来の高水準となった。6月の平均価格は6550万円だった。

月内に成約となった比率を示す首都圏の初月契約率は74.8%となり、2カ月ぶりに70%を回復した。8月の発売戸数は1500戸程度を見込んでいる。

ロイター
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