ニュース速報

ビジネス

中国の世界経済けん引「再登板」、ダボス会議で期待の声相次ぐ

2023年01月17日(火)19時57分

スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)では、「ゼロコロナ政策」を終了させた中国が世界経済を再びけん引し深刻なリセッション回避につなげると期待する声が上がった。会場で16日撮影。(2023年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[フランクフルト 17日 ロイター] - スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)では、「ゼロコロナ政策」を終了させた中国が世界経済を再びけん引し深刻なリセッション回避につなげると期待する声が上がった。

香港株式市場を運営する香港取引所のローラ・チャー(史美倫)会長は「中国の再開は大きな出来事で、成長の重要な原動力になるだろう」と述べた。アジアは中国はもとよりインドやインドネシアなど強い経済力を持つ新興国を擁しており、アジアが成長をもたらす地域になると指摘した。

他にも、中国が世界経済回復の鍵を握るとの意見が出た。

S&Pグローバル社の社長兼最高経営責任者(CEO)のダグラス・ピーターソン氏は、パネルディスカッションで、「貯蓄や需要の蓄積があり、今年は中国が非常に力強い成長を見せることになる」と予想した。

米国、欧州、英国について、ピーターソン氏は、なお「非常に穏やかな」景気後退を予想するものの、通年ではプラス成長を予想。

「強い労働市場は、いわゆる不況とは合致しない。労働市場は世界のほぼ全域で強い」と述べた。

クレディ・スイスのアクセル・レーマン会長は、米国がリセッションを回避できると期待する一方で中国経済を有望視する。

「現在の中国の成長予測は4.5%だが、個人的には、いつそれを上回っても驚かない」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ロシア、ウクライナのエネ施設に集中攻撃 新たな3カ

ワールド

焦点:外為特会、減税財源化に3つのハードル 「ほく

ワールド

スペイン、16歳未満のソーシャルメディア利用禁止へ

ワールド

香港小売売上高、12月は前年比6.6%増 8カ月連
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 8
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」…
  • 9
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 10
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 7
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 8
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 9
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 10
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中