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塩野義株が大幅高、コロナ飲み薬の緊急承認が手掛かり

2022年11月24日(木)09時25分

 11月24日、 東京株式市場で、塩野義製薬株が大幅高となっている。厚生労働省が22日、同社の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」を緊急承認したと発表し、手掛かりになった。写真は2021年5月、大阪府豊中市の塩野義製薬の医薬研究センターに掲げられるロゴマーク(2022年 時事通信)

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で、塩野義製薬株が大幅高となっている。厚生労働省が22日、同社の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」を緊急承認したと発表し、手掛かりになった。22日にも事前報道を受けて、業績期待から物色されていたが、あらためて織り込む動きが先行した。

「ゾコーバ」は重症化リスクの低い患者も服用できるのが特長で、国内の製薬会社が開発した初めての飲み薬となる。7月の会合では承認が見送られ、継続審議となっていた。今回、第3相試験の全てのデータ提出を待つことなく、有効性を推定したうえで初めての緊急承認となった。

日本政府は塩野義との間で、承認後速やかに100万人分を購入する基本合意を締結している。

ロイター
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