ニュース速報

ビジネス

デルタ航空・ケロッグ・電通、IBMツールで広告のバイアス排除へ

2022年06月21日(火)13時14分

 米デルタ航空や食品大手ケロッグ、電通など世界的な大手広告代理店数社が20日、オンラインのターゲット広告で使用するアルゴリズムの望ましくない先入観を排することを約束した。米IBMのツールを通じて取り組む。写真はデルタ航空の旅客機。ニューヨークで1日撮影(2022年 ロイター/Mike Segar)

[オークランド(米カリフォルニア州) 20日 ロイター] - 米デルタ航空や食品大手ケロッグ、電通など世界的な大手広告代理店数社が20日、オンラインのターゲット広告で使用するアルゴリズムの望ましくない先入観を排することを約束した。米IBMのツールを通じて取り組む。

性別や人種などに関するステレオタイプ化した概念がだれに広告を見てもらうかを不公平に決めることがないようにする取り組みの一環。フランスのカンヌで開かれた広告業界イベントで発表した。

広告視聴者の偏りを見つけて修正するアルゴリズムとガイダンスをIBMが提供する。IBMは1年前から社内でこの仕組みを試験してきた。企業や広告代理店は無料で入手できるが、導入には自分たちで人材を配置することが必要になる可能性が高い。

業界側は一時的に視聴者の広告クリック数が減る可能性を認める一方、結果的には売り上げ増につながるとみている。

広告購入で自動化ソフトを使う手法が増える一方、性や人種の多様化への関心は一段と高まっている。消費者保護の当局者が広告のバイアス問題に乗り出す兆しも出てきている。

今回の取り組みには広告大手WPP傘下のマインドシェアも参加する。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米政権、鉄鋼・アルミ関税引き下げ報道を否定 「決定

ビジネス

米CPI、1月は2.4%に鈍化 基調インフレ圧力は

ワールド

米政権、ハーバード大を提訴 「入試の人種考慮巡る捜

ワールド

五輪=CAS、「追悼ヘルメット」のウクライナ選手の
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の定説に挑む、3人の日本人科学者と外科医
  • 4
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 5
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 6
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    毛沢東への回帰? それとも進化? 終身支配へ突き…
  • 9
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 10
    「賢明な権威主義」は自由主義に勝る? 自由がない…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中