ニュース速報

ビジネス

アリババ馬雲氏、ネットイベントに登場 10月以来初めて姿現す

2021年01月20日(水)15時47分

 1月20日、中国アリババ・グループの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏(写真)が、中国農村部の教師100人とのビデオ会議に登場した。写真はパリで2019年5月撮影(2021年 ロイター/Charles Platiau)

[上海 20日 ロイター] - 中国アリババ・グループの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が20日午前、中国農村部の教師100人とのビデオ会議に登場した。馬雲公益基金会(ジャック・マー・ファンデーション)が発表した。

馬氏は昨年10月下旬に開かれた上海での会議で当局を批判した後、3カ月にわたり公の場から姿を消していた。

馬氏がビデオ会議に登場したことは、浙江省政府が支援する浙江オンラインのニュースサイト、Tianmu Newsが最初に報じた。アリババ・グループもこれを確認した。

約50秒間のビデオで同氏は部屋の中からカメラに向かって直接語りかけた。ビデオやTianmu Newsの報道では同氏がどこから話しているかは不明。

馬氏は、ジャック・マー・ファンデーションが毎年、中国南部にある三亜市で開催するイベントにオンラインで参加。同基金の賞を受賞する教師100人に対して、新型コロナウイルスの影響で今回は会えないが、新型コロナが収束したら皆さんが三亜市に来れるようにし、再会しましょうと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米地裁、トランプ氏のLAへの派兵中止命じる 大統領

ビジネス

カナダ中銀、金利据え置き 「経済は米関税にも耐性示

ワールド

EUの凍結ロ資産活用案「最も国際法に準拠」=ECB

ワールド

欧州、ウクライナ和平巡る協議継続 15日にベルリン
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア空軍の専門家。NATO軍のプロフェッショナルな対応と大違い
  • 2
    トランプの面目丸つぶれ...タイ・カンボジアで戦線拡大、そもそもの「停戦合意」の効果にも疑問符
  • 3
    死者は900人超、被災者は数百万人...アジア各地を襲う「最強クラス」サイクロン、被害の実態とは?
  • 4
    「何これ」「気持ち悪い」ソファの下で繁殖する「謎…
  • 5
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキン…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    「正直すぎる」「私もそうだった...」初めて牡蠣を食…
  • 8
    「安全装置は全て破壊されていた...」監視役を失った…
  • 9
    イギリスは「監視」、日本は「記録」...防犯カメラの…
  • 10
    「韓国のアマゾン」クーパン、国民の6割相当の大規模情…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 8
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 9
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中