ニュース速報

ビジネス

TSMC、第4四半期は過去最高益 今年の設備投資最大60%増に

2021年01月15日(金)09時39分

 半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)が1月14日発表した2020年第4・四半期(10─12月)決算は、過去最高益を計上した。写真は、同社のロゴマーク。2018年8月31日に撮影。(2021年 ロイター/Tyrone Siu)

[台北 14日 ロイター] - 半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)が14日発表した2020年第4・四半期(10─12月)決算は、過去最高益を計上した。また、今年の設備投資額は前年比で最大60%拡大させ、過去最高を見込む。

新型コロナウイルスの流行に伴う在宅勤務の増加や、米アップルの新型iPhone投入で高性能半導体の需要が拡大した。

第4・四半期の純利益は前年同期比23%増の1428億台湾ドル(51億ドル)。リフィニティブがまとめたアナリストの予想平均1353億9000万台湾ドルを上回った。

売上高は22%増の126億8000万ドル。自社予想は124億ー127億ドルだった。

アナリストによると、iPhone12などの高性能スマートフォンや、第5世代(5G)移動通信システム、人工知能(AI)といった新技術を搭載した機器の需要が好調で、高性能半導体の販売が伸びている。

企業が在宅勤務者向けに通信容量を増やしていることや、在宅勤務者が高性能の機器に投資していることも、業績を押し上げる要因となった。

TSMCの株価は今年に入り11%以上上昇。時価総額は5607億ドルに達している。

<売上高と設備投資額、過去最高見込む>

TSMCは「成長機会が複数年続く」とし、売上高と設備投資額について、過去最高水準に増加するとの予想を示した。

今年の設備投資額は過去最高の250億─280億ドルとし、2020年の投資額と比べて最大60%増を見込んだ。

今年第1・四半期の売上高は127億─130億ドルと予想。前年同期の103億ドルから増加し、過去最高を更新するとした。

*内容を追加しました

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

20日分の石油国家備蓄を5月上旬以降放出、民間義務

ワールド

米英首脳、ホルムズ海峡での航行再開巡り電話会談=英

ビジネス

シェブロン、第1四半期の上流部門は16億―22億ド

ワールド

オープンAI、英データセンター計画を一時停止 規制
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡散──深まる謎
  • 4
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 7
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 8
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 7
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 8
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中