ニュース速報

ビジネス

経済3団体に改めて出勤抑制を要請、テレワークなど呼びかけ=西村再生相

2020年04月14日(火)12時50分

 西村康稔経済再生相(写真)は14日、緊急事態宣言が発令され、政府が出勤者を7割減少させるよう国民や企業に要請していることを踏まえ「今日、経済3団体(経団連、日商、経済同友会)に改めて出勤抑制を要請する」と述べた。写真は都内で2019年9月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 14日 ロイター] - 西村康稔経済再生相は14日、緊急事態宣言が発令され、政府が出勤者を7割減少させるよう国民や企業に要請していることを踏まえ「今日、経済3団体(経団連、日商、経済同友会)に改めて出勤抑制を要請する」と述べた。

今日の午後にも経済3団体とテレビ会議を行い、従業員にできる限り在宅勤務やテレワークを進めてもらうよう、協力を要請する方針。

西村再生相は、これまでも3団体に限らず、中小企業団体を含め、さまざまな議論や意見交換を行ってきたと強調。その上で、改めて不足しているデータを確認し、「(人と人との)8割接触削減をやらないと終息の道筋が見えてこないので、改めて(出勤抑制を)お願いしたいと思っている」とコメントした。

政府が、収入が減少した各世帯に30万円を給付するとしている対策については、自宅からの郵送やオンラインでの申請などを促し、窓口以外での方法での基本としたいと表明。

支給時期に関しては「スピード感をもって支給できるよう対応を考えている。できれば5月中にも(給付が)届くよう目指して、全力で取り組んでいきたい」と述べた。

(浜田寛子 編集:内田慎一)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請1.1万件増の23.5万件、約3

ワールド

ノルドストリーム破壊でウクライナ人逮捕、22年の爆

ワールド

米有権者、民主主義に危機感 「ゲリマンダリングは有

ビジネス

ユーロ圏景況感3カ月連続改善、8月PMI 製造業も
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自然に近い」と開発企業
  • 4
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 5
    夏の終わりに襲い掛かる「8月病」...心理学のプロが…
  • 6
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 7
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 8
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    習近平「失脚説」は本当なのか?──「2つのテスト」で…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 3
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 4
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 5
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 6
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 7
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 8
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自…
  • 9
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 10
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中