ニュース速報

ビジネス

米ゼロックス、HP株主総会で新取締役を提案へ

2020年01月24日(金)07時45分

[23日 ロイター] - 米事務機器大手・ゼロックスは23日、米パソコン・プリンター大手HPの次の株主総会で、新たな取締役の候補として11人を提案すると発表した。ゼロックスの買収提案を再三拒否しているHPの経営陣を刷新し、買収実現を目指す。

ゼロックスが挙げた取締役候補には、アメリカン航空やコグニザント・テクノロジー・ソリューションズ、ジェフリーズ・フィナンシャル・グループ、ウィン・リゾーツなどの企業の現役幹部や元幹部が含まれる。

ゼロックスは昨年11月、HPに対して現金と株式交換の組み合わせによる335億ドルでの買収を提案したが、HP経営陣は評価が低すぎるとして拒否した。

ゼロックスのジョン・ビセンティン最高経営責任者(CEO)は23日「HP株主は、われわれの買収提案が大きな価値をもたらすとの考えをわれわれに伝えている」とし、そのためわれわれは、買収に向けた240億ドルの資金調達や有能な取締役候補の提案を行っていると説明した。

ゼロックスの取締役候補の提案を受けてHPは、ゼロックスはHPを過小評価していると再表明。また、取締役会でゼロックスの提案した候補者を検討したうえで、回答するとした。

企業では、資料などを印刷せずに電子メールで送るなどペーパーレス化が進んでおり、両社とも印刷需要の減少に直面している。

モーニングスターのアナリスト、マーク・キャッシュ氏は「(候補者提案が)HPを買収提案に同意させるための十分なプレッシャーになるとは思わない。ただ、ゼロックスから、より高い買収額を引き出すための交渉をHPは検討するかもしれない」とコメントした。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米、ドンバス割譲が「安全の保証」の条件 ウクライナ

ビジネス

午後3時のドルは154円半ば、円高休止も上値伸びず

ワールド

対米投融資、人工ダイヤ生産事業が有力に 「第1号」

ビジネス

欧州銀行連盟、EUに規制改革要求 競争力低下を警告
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに...宇宙船で一体何が?
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 9
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 10
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中