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ホンダ、22年までに欧州で全車電動化 目標を3年前倒し
10月23日、ホンダの幹部は欧州で販売する全ての車両を2022年までに電気自動車(EV)かハイブリット車にすると発表し、全車電動化の目標時期を3年前倒しした。2月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-hoon)
[アムステルダム 23日 ロイター] - ホンダ<7267.T>の幹部は23日、欧州で販売する全ての車両を2022年までに電気自動車(EV)かハイブリット車にすると発表し、全車電動化の目標時期を3年前倒しした。
同社は先月、電動化を進めるため、2021年までに欧州でディーゼルエンジンを搭載した車両の販売を打ち切ると発表。[nL3N26E34F]
今年3月には、2025年までに欧州で販売する車両の100%電動化を目指すと発表していた。
ホンダのシニアバイスプレジデント、トム・ガードナー氏は23日、アムステルダムで、「われわれは2022年までに全車電動化を実現できるとともに、特別なものを提供できると確信している」と語った。
同地では、ホンダが欧州向け電動車「ジャズ」の新型モデルを発表した。
ガードナー氏は「欧州で大きな変化が起きているのを目の当たりにしている。きょう発表したのはそうした変化への当社の対応だ」と述べた。
また、「(そうした)市場が拡大していることも実感できている。環境関連の規制もより明確になりつつある。それが新たな完全電動車を開発する上で進む道だ」と語った。
欧州連合(EU)は新たなルールの下、自動車メーカーに対し、車が排出する二酸化炭素を来年から減らすよう求めており、違反すると罰金が科される。