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ヤマトHD、今期は値上げ寄与で62%営業増益予想 増配計画

2018年05月01日(火)16時45分

 5月1日、ヤマトホールディングスは、2019年3月期の連結営業利益は前年比62.5%増の580億円を見込むと発表した。前期から進めていた宅急便料金の値上げが寄与する。写真はヤマトホールディングスのロゴ。昨年2月に東京で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 1日 ロイター] - ヤマトホールディングス <9064.T>は1日、2019年3月期の連結営業利益は前年比62.5%増の580億円を見込むと発表した。前期から進めていた宅急便料金の値上げが寄与する。年間配当は1円増配して28円を予定している。

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト12人の営業利益予測の平均値は621億円となっており、会社計画はこれを下回っている。

宅急便の取扱数量は18億個弱で前期の18億3600万個から減少する一方、宅急便単価は660円を割りこむ程度と、前期の597円から上昇を見込む。

芝崎健一専務執行役員は会見で、今期の単価について「上期は前年の反動で大きく上がり、下期も緩やかに上がるとみている。顧客ごとに単価、出荷状況、不在率などを勘案して、個別に交渉していく」と述べた。

電子商取引(EC)の拡大で、宅配便の取扱量が急増した結果、従業員の未払い残業代が発生するなど、労働環境の悪化につながった。未払い残業代の支払いを行うとともに、法人向け、個人向けともに値上げを実施。従業員の労働環境の整備を進めている。

2018年3月期の連結営業収益は前年比4.9%増の1兆5388億円、営業利益は同2.3%増の356億円となった。会社計画の営業利益は11.1%減の310億円だった。

芝崎専務は、減益予想が一転増益で終了した理由について「第3四半期終了時には、雪の影響がもう少し大きくなるとみていた。もうひとつは、第4四半期も思ったより宅急便の取扱い数の減り方が少なく、単価上昇があった。費用が大きく増えない中で収入が増加した」と説明した。

(清水律子)

ロイター
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