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米建設支出、4月は前月比変わらず 住宅支出が依然低迷
2019年06月04日(火)02時18分
[ワシントン 3日 ロイター] - 米商務省が3日発表した4月の建設支出は前月比変わらずだった。公共部門の支出が急増する一方、民間部門の住宅への支出が4カ月連続で減少した。
3月は当初発表の0.9%減から0.1%増に上方改訂された。
ロイターがまとめた4月建設支出のエコノミスト予想は0.4%増。4月の前年比は1.2%減だった。
公共部門は4.8%増。3月は0.5%増だった。増加は4カ月連続。連邦政府が7.4%増と、1年半ぶりの高い伸び率だった。
民間部門は1.7%減少し、2017年1月以来の低水準となった。3月は変わらずだった。
住宅への支出が0.6%減少し、16年12月以来の低水準となった。3月は1.2%増だった。住宅ローン金利が前年の高水準から低下し、住宅市場の見通しは改善しているが、労働力や用地の不足が続いている。
住宅以外の建設支出(工場や発電所を含む)は2.9%減と、6年超ぶりの落ち込みとなった。3月は1.3%増だった。
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