ニュース速報

ドル111円後半、年初来高値圏で上昇一服

2019年04月15日(月)15時25分

[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の111円後半。アジア株高や前週末の円売りの流れにもかかわらず、週明けの円相場は底堅い動きとなった。今週の日米通商交渉や連休前の手じまい売買などが影響しているという。

ドルは序盤、海外市場の流れを引き継ぐ形で買いが先行。実需の売買が集中する5・10日とあって、112.09円と3月5日につけた年初来高値112.13円へ接近した。

しかし買いの勢いは続かず、午後には111円後半へ反落。もみあいとなった。

市場では個人投資家の円買いを指摘する声が出ていた。「特にユーロや英ポンドなどのクロス円は売り圧力が強い。ユーロは景況感見通し、英国は欧州連合(EU)離脱問題に不透明感があるので、一段の上昇はないだろうとの見方のようだ」(FX業者)という。

ソシエテ・ジェネラル銀行為替資金営業部長の鈴木恭輔氏によると「日米交渉で為替条項が協議されることは知られており、今は具体的な協議の内容を見極める段階。そのため現時点では上値を追いかける人も、下値を攻める向きも多くない」という。

鈴木氏はさらに「連休明けは協議の進展とともに、円高リスクを警戒すべきだが、日本の大手投資家はドルが110円を割るような動きとなれば、買い意欲を強めてくる」として、ドルの下値は限定的で110円付近ではないかと話している。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 111.90/92 1.1305/09 126.52/56

午前9時現在 112.02/04 1.1300/04 126.62/66

NY午後5時 112.02/03 1.1300/05 125.56/60

(為替マーケットチーム)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

情報BOX:米国の対イラン攻撃は合法か

ワールド

アングル:イラン、ドローン増産もミサイル不足か 海

ワールド

湾岸海運危機が深刻化、5日連続でタンカー足止め

ワールド

中東諸国の日本人約1.1万人、国外退避含め保護に万
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中